ドラゴン桜など人気漫画に学ぶ!誰でも出来るヒットする企画の立て方
こんばんは。千道です。
今日はドラゴン桜などの人気漫画から学ぶ!誰でも出来るヒットする企画の立て方についてお話しします。
TVはほとんど見ませんが、たまたま深夜に見た「林修先生の今やる!ハイスクール 」(2014年1月9日放送分)
で学んだ内容です。
そもそも漫画の企画はどのように立てられているのでしょうか?
漫画好きの僕としては非常に気になる内容です。
ゲストでドラゴン桜など人気漫画の作者である三田紀房先生によると・・・
企画の段階で「勝った!」と思わなければ、ダメだとのことです。
まず大切なことは、とにかく目立つこと!!
そのためには、他には無い企画を立てなければならないということです。
今までに無い企画を立てるために、徹底的にリサーチを重ね、題材を決めて行くそうです。
「ドラゴン桜」を例にとると・・・
三流高校から東大合格者を出すために主人公が奮闘するというもので、様々なユニークな勉強法を駆使し、東大受験に挑戦するという学園モノの漫画です。
実はこれ、一見受験漫画のように見えますが、実は・・・
スポ根漫画なんです!!
東大合格という難関に生徒達が挑戦し、勝利を勝ち取るというスポ根的要素が中心にあるのです。
つまり、勉強とスポーツという一見対極にあるものを結びつけることで、その漫画独自の面白さが表現出来るということなのです。
この発想は、三田先生の他の漫画にも表現されています。
「砂の栄冠」という高校野球をテーマにした漫画は、主人公の高校生がある人物から1,000万円を渡され、そのお金を使って甲子園出場を目指すという内容です。
高校野球という青春を感じさせるクリーンな内容とお金というどことなくダークな印象を与えるギャップのあるものをくっつけた内容のものです。
高校野球の漫画は出し尽くしていて、 新たにそのマーケットに参入しようとしても、星の数ほどの漫画があるので、どこか奇抜な要素を足さないと企画が通らないと考え、アイディアを生み出したそうです。
また、「インベスターZ」という漫画は、 中学生が主人公の学園漫画なのですが、この主人公が通う漫画では、学校経営が投資で行われ、その運用は学校内の生徒が行っているという内容です。
これも学園モノとお金という対極にある要素を結びつけた内容になっています。
面白い企画を作るポイントして、
・対極にあるものを結びつける。
・その両者の距離が遠ければ遠いほど、 ギャップが出て意外性が生まれる。そこに面白さが生まれる。
ということなのです。
因みに、その意外性を作る時に注意する点が必要です。
それは・・・
意外性が非現実的なものになっていはいけないということです。
昔は情報が乏しかったのでそれでも良かったのですが、 今は読者は色々な情報を知っていて場合によっては作り手より詳しいなんてこともざらなのだそうです。
読者が情報の真偽に関して非常に厳しくなってきています。
あまりにもあり得ない設定であると、 途端に読者は離れていってしまうのだそうです。
意外性を作り出す際、 リアリティの無い物を作ってしまうと失敗してしまうのです。
だから、非常識で意外性を作るのだそうです!!
例えば、「ドラゴン桜」の中で、数学の計算を先生が問いかけ、瞬間的に体を動かしながら答えを返すというシーンがあるみたいです(僕はこの作品読んだことが無いので、微妙に表現が違うかも?詳しい人すいません)が、実際に数学は計算が瞬間的にできるできないで、得意不得意が別れて来るんだそうです。
だから数学の苦手意識を克服するためには、まず計算力を高めるというものがあるという常識があるようです(数学苦手だったので早く知りたかったw)。
そういった常識と体を激しく動かすスポ根的要素の足し合わせで生まれたシーンだそうです。
つまり、こうすることで、 作品にリアリティが生まれ、このリアリティが非常に大切とのことです。
このような非常識から作り出された意外性が無いと、読者が納得せず、作品にのめり込めないのだそうです。
ただ、面白いとだけ思って読んでいた漫画も視点を変えると学ぶことがたくさんありますね。
日々企画を考えなくてはならないと追われているみなさん、漫画の企画から企画の立て方を学んでみてはいかがでしょう?
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